経済産業省が主管するIT導入補助金は現在、二次公募期間中ですが、交付申請期間は平成29年6月30日(金)17時までとなっています。
IT導入補助金とは、「国際的な経済社会情勢の変化に対応し、足腰の強い経済を構築するため、自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、生産性の向上に資する要素として『ITの利活用』を設定した上で、こうしたITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入しようとする事業者に対して、その事業費等の経費の一部を補助することにより、中小企業・小規模事業者等の経営力向上を図る」ことを目的としたものです。
対象となるのは、認定されたソフトウェア、サービスに限られます(PC、サーバー等のハードウェアは対象外)。しかし、企業向けの業務ソフトにはソフトウェアライセンス料、保守料がとても高価なものがたくさんありますので、導入費用(初期費用)と1年間の保守費用の2/3を補助金で賄えるのは、とてもありがたいことではないでしょうか。
ただ、最低金額が20万円からという制限があるため、30万円以上のものを導入しないと、補助金の対象にはなりません。そこはハードルが高いと感じます。また、PCやタブレットは除外されるとしても、専用ハードウェアが対象になっていればもっと使い勝手が良かったのでは、と感じます。
締切期限が近付いていますので、申請を検討されている事業所は急いだ方が良いでしょう。