日本経団連が「健康経営」に関する取り組み状況のアンケート調査結果を公表しました。日本経団連は”健康経営への取り組みは従業員個人の生活の質の向上のみならず、企業活力を高めるうえでも極めて重要”との考えから、健康経営の普及・啓発に取り組むとのことです。

ここで健康経営とは、従業員の健康管理を経営課題として捉え実践を図ることで、従業員の健康維持・増進と会社の生産性向上を同時に目指す経営手法のことです。健康経営はNPO法人健康経営研究会が商標登録しています。

調査によると、健康経営に取り組む企業は「企業イメージ向上」のような外部からの評価よりも、従業員が健康な状態で仕事にあたることで業務効率化生産性向上を期待し、安全配慮義務の履行など経営上のリスク管理を重視している、とのことです。

調査結果は日本経団連のウェブサイトで閲覧することができます。