仕事中の「転倒」が原因で4日以上仕事を休んだ方は25,878人(平成25年)となり、休業4日以上の労働災害全体の22%を占めています。平成20年と比較して人数、割合ともに拡大しており、前年同期と比較しても3.5%増加となっています。
また、第三次産業では、労働災害全体の30%前後を転倒が占めています。製造業や建設業では割合は低いものの、その増加率は他の事故と比較して高くなっています。
そのような状況下、厚生労働省と労働災害防止団体は、休業4日以上の死傷災害で最も件数が多い「転倒災害」を減少させるため、「STOP!転倒災害プロジェクト2015」を開始しました。(プロジェクト実施期間は平成27年1月20日から12月31日までです)
全国安全週間の準備月間である6月は上記プロジェクト期間の中で「重点取組期間」に設定されています。重点取組期間中は、都道府県労働局と労働基準監督署が事業場に対して「チェックリストを活用した指導」を実施することになっています。(チェックリストはこちらです)
転倒を予防し安全な職場環境を実現しましょう!